一生に一度の結婚式ですから、気に入ったデザインのウェディングドレスを着たい！と思うのも当然のこと。
しかし花嫁衣裳の持ち込みに関する条件は、会場によってまちまちです。
- ●衣装持ち込みは全面禁止（提携サロンからレンタル）
- ●追加料金（持ち込み料）を支払えば衣装持ち込みOK
- ●衣装持ち込みに関する制限なし
今回はウェディングドレスなど、衣装の持ち込み料に関して解説していきます。
希望デザインの衣装を持ち込みたいプレ花や、インポートデザインのドレスをオーダーしたい花嫁さんなどは、ぜひ参考にしてください！
持ち込み料って何？
「提携サロンからレンタルする」以外の方法でウェディングドレスを用意すると、追加料金として持ち込み料がかかりがち。
ウェディングドレスの持ち込み料は、結婚式場側で必要としている保管手数料のことです。持ち込んだドレスにシワが入るといったトラブルが起きないよう、適切な方法で衣装を保管するために必要なお金です。
- ●結婚式場と提携していないドレスショップから花嫁衣装をレンタルする
- ●母親から譲られたウェディングドレスを着たい
- ●こだわりが強いから、ウェディングドレスをオーダーメイドする
こんな花嫁さんは注意が必要です。
もちろん、和装にした場合でも、新郎のタキシードでも持ち込み料は発生します。
「衣装一式」で持ち込み料を請求される場合と、衣装ごと・もしくは小物ごとで請求される場合もありますのでしっかりと会場ごとに確認が必要です。
持ち込み料の相場はいくら？
ウェディングドレスの持ち込み料は、結婚式場によって異なります。
しかし、多くの会場で請求している金額はおおよそ5万円。なかには10万円を必要としている会場もあります。
花嫁の衣装にばかり注目してしまいますが、花婿のタキシードにも持ち込み料が請求されがちです。
新郎衣装の持ち込み料は、ドレスよりも少し安く、その相場は3万円ほど。
なお衣装1着につき持ち込み料数万円が発生するので、何枚も持ち込むとそれだけ高額な持ち込み料が発生します。
持ち込み料を節約したい！そうすればよい？
方法はいくつかあります。
①会場側に交渉する
契約をする前であれば、持ち込み料をサービスしてもらえる可能性が高いです。他社との比較や、どうしもドレスへのこだわりが強い事をあらかじめプランナー相談しておくとよいでしょう。申し込みを渋ったり金額交渉の際に、会場側から提案をしてくれることも。
②持ち込み料を負担してくれるドレスショップを探す
ドレスショップの集客ルートは主に2つ、提携先からのご送客と、自社集客です。提携先からの送客の場合は、新郎新婦がお支払いする総額から何パーセントか手数料を会場にお支払いしています。一方で自力で探してご来店されるカップルにはそのような手数料が発生しません。利幅が高いのです。そのためSPプランや持ち込み料の負担をサービスしてくれるドレスショップも多く、相談してみるとよいかもしれません。
③ブライダルフェアの特典を利用する
○○円相当の特典プレゼント！などが名前になっているフェアを見たことはありませんか？そのようなフェアの特典には持ち込み料が含まれている可能性があります。対象のフェアを参加して申し込むだけでサービスになるので利用しない手はありません！
会場によって異なる「持ち込みの定義」
会場によって、どこまでを「持ち込み」とみなすかは違います。
- ●提携外サロンでのレンタルには持ち込み料が必要
- ●購入品であれば持ち込み料は無料
- ●全てのドレスに持ち込み料が必要
など、定義はさまざまです。
ウェディングドレスにこだわりがある花嫁さんは、「持ち込み料」だけでなく「持ち込み料のかかる範囲」も確認しましょう。
場合によっては、賢くお得に組み合わせられる可能性もあります。
例えば「小物は対象外」の会場の場合、提携ショップでレンタルしたドレス×パンプスやアクセサリー小物は自分でご用意した方が自由にお得にできる可能性もあるわけです！
どこまでが対象なのか、しっかりと確認しましょう。
そもそも持ち込み自体がNGの会場もある
持ち込み料を支払う以前に、持ち込み自体をすべてNGとしていることもあります。
格式高いホテルなどは結構多いです…。ご注意を！
この場合は式場決定後（本契約後）に交渉しても、許可してもらえない可能性が高いでしょう。
こだわりのウェディングドレスを持ち込みたいなら、必ず会場決定前にウェディングプランナーと交渉しておきましょう。
いかがでしたか？持ち込みといったルールでもこんなにも会場によって違うのです。
会場見学した時に確認をし、契約をする前に交渉をするのが鉄則です。
準備を行い、知識を持っていれば、自分の思い描く結婚式にまた一歩近づきます！当日までがんばりましょう！！
