結婚が決まって、これから結婚式場を探そう！と張り切った矢先、「式場見学って、何件くらいまわればいいの？」と疑問を抱かれる方は案外多いです。
ご友人の結婚式に参加し「私もここで結婚式を挙げたい！」と思っていても、結婚情報誌を見ているとステキな会場に目移りしてしまうこともあるでしょう。
実際のところ、ブライダルフェア（式場見学会）って、何件くらいまわればいいのでしょうか？
みんな何件くらい見学しているの？
ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べによると、式場を決定するまでに訪問した会場数は1〜3カ所という回答が全体の72.4％。
5会場以上まわった方も約11％いるとの結果に！
全体を平均すると、2.7件の会場を比較しているという結果になりました。回数に個人差があるとはいえ、会場見学を楽しまれていることがわかります。
一方、2.1％の方からは「実際に訪問はしていない」という回答も。
その背景には、SNSや結婚情報誌などを通じて訪問しなくてもイメージしやすくなったことが理由としてあるのかもしれませんね。
また最近ではコロナ感染予防としてオンライン見学フェアなども増えた事から、実際に見学しに行かなくてもスタッフの雰囲気や会場の空気などを感じる事ができるのも挙げられます。
最低2件の会場は見学すべし
この会場に決めたい！と心が決まっている場合でも、式場見学には最低2回は出向くことをおすすめします。
1つの会場だけで決めてしまうと、他との差を比べることもできません。他との差が分かることで、「やっぱり当初思っていた会場が良いんだ！」と、気に入った会場の良さを感じることもあるのです。
また結婚式場を探すことも、結婚式準備の中で楽しいイベントです。一生に一回の結婚式ですから、ブライダルフェアを楽しむことも思い出になりますよ。
また2件以上の見学をする事によって、他にも沢山のメリットが挙げられます！
【当日成約】の罠！？値引き交渉は強かに…！
フェアに行くとプランナーさんから、「本日ご成約しただくと、割引や成約特典が利用できます」など当日にお申込みするように打診されることが多いです。
ちょっとまった！！それって本当にお得なの！？
●一度成約をしたら、キャンセル料がかかります。
新郎新婦で会場を決めたのに、親に反対されキャンセルをするカップルも少なくありません。アクセスが悪い、会場の格式や知名度、日程が好ましくない（安いから仏滅を選んだが、親はNG）などといった理由からです。
申し込み時に内金を要求する会場も多く、キャンセルした場合はその内金は基本返金されないと思っておいた方がよいでしょう。
●一度成約したら、値引きはそれ以上できなくなります。
値引きは契約前が一番良いタイミングです。1件目だけだとこの見積もりが高いのか、低いのかわかりませんよね。
2会場見学して、見積もりを比較しながら項目ごとに値引き交渉をした方が断然通りやすいです。
お金をかける項目、節約する項目をしっかりと判断できる状態で勝負しましょう。
●1件目で決めてしまうと、予想外の「追加料金」で結局高くなる。
一番多いのが「持ち込みができる会場なのかどうか」。
基本的に会場を契約したら、その会場が提携しているドレスショップを紹介されます。それは紹介手数料が支払われ会場の利益になるからです。
そのため提携外のドレスショップでお気に入りの一着を見つけたとしても、「持ち込み料」という謎な料金が発生します。ドレスだけではなく、カメラマンやメイクさんも同じです。
こういった類の言わば「手数料」項目は、交渉次第で値引きできる可能性は高い！でも注意すべきは、その交渉を成約前にいかにするかがポイントです。成約前の交渉ならほぼ確実に値引きできるでしょう。
もう一つ追加料金で気を付けなければならないのが、見積もり価格が適正かどうかです。
最後に支払う金額は、初期見積もりから絶対に上がります。ゲストひとりあたりの金額はいくらなのか、どこの項目にいくら掛かるのか、をしっかり把握するためにも、2つの見積もりを比較し相場を掴みましょう。
式場を比較するときにポイント
・両親のポイントを事前に聞いておく
・最低2件は会場見学をして相場を知ろう
・何件か見学する場合は、同条件で見積もりをもい比較しやすくしよう
・値引き交渉は成約前に
とはいえ、比較すると決められなくなる
絶対にここの会場が良い！と思っていても、他の会場を見てしまうと迷ってしまうものです。
スッキリとした心で会場を決めたい、私優柔不断だから心配…なのであれば、1会場だけで決めた方が逆に良い場合もありますので、ご自身と相談してください。
