ここ最近、特にコロナ禍では身内だけで行う少人数結婚式が人気を集めています。
少人数の結婚式にありがちなのが、ゲストが少ないと寂しい式にならないかな?という心配。
そもそも、家族・親族だけの結婚式に演出が必要なのか、疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、少人数の結婚式でも演出を入れることをオススメします!
演出のない結婚式はメリハリに欠け、食事と歓談だけで終わってしまいます。ただの宴会のような食事会ウェディングにしないためにも、結婚式ならではの演出を入れるようにましょう。
「招待客が少なくても盛り上がる、少人数ならではの演出が知りたい!」
そんな花嫁さん向けの、少人数ならではの演出例や身内だけの結婚式を成功させるコツを紹介します。
フラワーガール・リングボーイ
フラワーガール(フラワーボーイ)とは入場の際、バージンロードに花びらをまきながら、花嫁の前を歩く女の子(男の子)のこと。花びらをまくことで、バージンロードをお清めする意味があると言われています。
リングボーイ(リングガール)とは、挙式で使う結婚指輪を祭壇まで届ける男の子(女の子)のことです。
子どもがいるとみんな笑顔になって、雰囲気も和やかになります。アットホームな少人数婚にぴったりの演出ですね。
ゲストが少ないと子供も緊張しにくいので、どちらかというと少人数向けの演出と言えます。
【挙式編】リングリレー
リングリレーとは、ゲストにリボンを持ってもらい、そのリボンに結婚指輪を通して、新郎新婦の元まで運んでもらう演出です。
一説ではゲストが指輪交換に参加することで「結婚を承認する」意味がある、と言われています。
実はリングリレーは、大人数の挙式向けの演出ではありません。
参列者の人数が多いと、指輪をリレーするのに時間がかかってしまいます。そのためバージンロードの通路側に着席した人だけなど、一部のゲストのみが参加するのが一般的。参加できないゲストにつまらない思いをさせてしまいがちです。
身内だけの結婚式ならゲストが少ないので、リングリレーに全員が参加しても式が間延びすることはありません。
【披露宴編】デコレーションケーキ
飾りのないウェディングケーキに、フルーツを飾り付けたり、チョコペンでメッセージを書いたり、ゲストにデコレーションをしてもらうのも演出のひとつ。
ケーキデコレーションの作業はフルーツを載せるだけ、と簡単なので、子供からお年寄りまで参加できます。
少人数ならデコレーションしやすいのも嬉しいポイントですね。
個人的には、ケーキに直接デコレーションしてもらうと見栄えがどうしても汚くなってしまうことも考えられるので、クッキーやカナッペのような土台を人数分用意し、そこにチョコレートペンなどでデコレーションしてもらい、土台を盛り付けるという形で演出するのが一番好ましいかと思ってます。
実際に私も、このような演出をゲスト側で体験したことがありますが、一人一人個性が出て楽しかったです!
とはいえ、私が経験した時は大人数(80名前後)だったので、小さなお子様向けに作った演出だったのでは?と思ってます。大人全員にはさすがに時間も足りず、一部の方で盛り上がっていました。
【披露宴編】全員にサンクスバイト
ケーキカット後に新郎新婦がお互いにケーキを食べさせ合うファーストバイトも、結婚式の定番演出です。
ファーストバイトにはいろいろなアレンジがあります。
母親が新郎新婦にケーキを食べさせてあげる「ラストバイト」、新郎新婦が両親などお世話になった人へケーキを食べさせてあげる「サンクスバイト」など。
一般的になサンクスバイトはサプライズなどの演出で使用される事も多いのですが、少人数や親族だけなら、思い切って全員にサンクスバイトをして回っても良いのではないでしょうか?
シャッターチャンスでもありますし、お色直しの再入場時や、卓周りで回ってもよいかもしれません。
【披露宴編】一人一人に合わせた引き出物の用意
こちらも人数が少ないからこそできるならではの演出ですよね。
親族や、少数の友人の集まりになるわけですから、年齢も性別もそれぞれです。
それぞれが欲しそうな引き出物を、一人一人に合わせて選んでみてはいかがでしょうか?
手の込んだ、心のこもった演出にゲストの心も温まるでしょう。
親族・少人数のみの結婚式って、盛り上がるか心配という方!ぜひ取り入れてみてください。